『クライシス・オブ・アメリカ』:底割れなれども二転三転する面白さ@DVD

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積読DVDを漸(ようや)く鑑賞。スタッフ・キャストは折り紙付き。
『羊たちの沈黙』でアカデミー監督賞受賞のジョナサン・デミ、主演はアカデミー・ウィナーのデンゼル・ワシントンにメリル・ストリープ。
さらには007シリーズのCIAフェリックス・ライター役のリーブ・シュライバーにジェフリー・ライト。ベテラン、ジョン・ヴォイトに、『ベルリン天使の詩』のブルーノ・ガンツまで。
オリジナルはジョン・フランケンハイマー監督の『影なき狙撃者』(こちらは残念ながら未見)。
今回のランニングタイム130分は、意外と飽きさせないつくりだったようで。

大統領選挙の副大統領候補として躍り出たリーブ・シュライバー。彼はイラクでの「砂漠の嵐」作戦の英雄だった。
しかしながら、戦友たちは奇妙な悪夢に悩まされていた。
あの作戦の成果はホンモノだったのか、まさに悪夢的ともいえる状況はウソなのか。

洗脳による国家謀略の物語は凡(おおよ)そ冒頭30分程度で察しが付く。
しかしながら、その謀略の首謀者・中心的協力者は誰なのか。
その謀略を追い詰める側は誰なのか。
この謀略の行く末のオリジナルにある「狙撃者」と「被狙撃者」は誰なのか。
そんな興味でで2時間越えを見せていきます。

今回気づいたジョナサン・デミ監督の特徴は、出演者たちの顔のクロースアップを多様するところ。
それも、正面から撮った場合に、額と顎がフレームの外へはみ出るようなサイズで撮るあたり。
DVDで観るとそれほどでもないのですが、大画面スクリーンで観ると、このサイズは意外と圧迫感があり、サスペンスフルなのかもしれません。

水準は満たしているので★3つは進呈します。

<追記>
ロードショウ時に、限定的なシネコン系列でしか上映しなかったので、ちょっと出来が良くないかも、と思っていました。

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