『(500)日のサマー』:運命じゃないひと @レンタルDVD
『インセプション』にも重要な役で出演のジョセフ・ゴードン=レヴィットと、『イエスマン』で印象的だったズーイー・デシャネルのふたりの恋愛模様500日を描いたのがこの映画。
冒頭に、これは恋愛映画じゃない、と断りが入っています。
うまくいく恋愛を描いたのが恋愛映画だとしたら、この映画は恋愛映画じゃないかもしれないけれど、でも、やっぱり恋愛映画です。
公開当時は、500日を順を追って描くのではないところが新味、というような売り方でした。
たしかに、そこも見所ですが、面白いのは、「運命じゃないひと」との恋愛はこんなもの、というところ。
想いすぎたり、嫉妬したり、やきもちやいたり、落胆したり。
まぁ、ひとり相撲をとっているようなもの。
相手も土俵の上に乗っていると思っていたら、その実、乗ってなかったりして。
サマーというのはズーイー・デシャネル扮する女性のファーストネーム。
夏ではありません。(500)日続いたら、『50回目のファースト・キス』になっちゃうもの。
とはいえ・・・
オチもちょっと微笑ましい。
評価は★3つ半です。
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2010年映画鑑賞記録
新作:2010年度作品
外国映画26本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 3本)←カウントアップ
日本映画11本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 1本)
旧作:2010年以前の作品
外国映画59本(うちDVD、Webなどスクリーン以外58本)
日本映画21本(うちDVD、Webなどスクリーン以外19本)
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この記事へのコメント
劇場より、DVDで休日鑑賞する方がいいかもしれません。
大人は昔を懐かしみ、若者は共感する映画かな。
ました。
(どんな結末になろうとも)恋愛って良いなぁ~!
人生の醍醐味ですね。
誰かを意識して、ドキドキして、近ずいていって、
うまくいったら、道路で誰かれかまわず笑いかけ、公園で踊りだしたい気分!
でも、なぜだか…、二人の気持ちがスレ違うようになって
相手の気持ちがわからない、苦しい、悲しい、やりきれない
だけど季節は変わるの…。
こんなにいろいろな気持ちを味わえるのは、
若い頃の恋愛ならでは。
「恋愛映画」っていいですね~。
恋愛とは、誤解に憧れをトッピングした五重塔のようなもの、とは誰かが云った言葉です。
そんな五重塔がピサの斜塔、バベルの塔になるまでの間が楽しく、塔が崩壊しても何かが残るものののでしょうね。