『バグダッド・カフェ』:むふふ、なカルト映画を再鑑賞 @レンタルDVD
最近ニュー・ディレクターズ・カット版が劇場公開されたカルト中のカルト映画『バグダッド・カフェ』。
レンタルの棚は、いつも貸し出し中。
再鑑賞は難しいかなぁ、と思っていたら、珍しくも1枚貸し出し可能。
というわけで、再鑑賞です。
初公開以来なので20年振りでしょうか。
初めて観たときは、主題曲の「I'm Calling You」だけは耳に残りましたが、最終的には「へんてこりんな映画だなぁ」というぐらいの印象でした。
ですので、今回は、かなり新鮮な気持ちで観ました。
おお、やっぱり、へんてこりんな映画ではありますまいか。
特に、オープニングから20分ほどは、黄色すぎる映像と、歪んだといってもいいような広角レンズの引きの画、ちょっと頭が痛くなるようなショットつなぎ。
思い出しましたよ。
当時、この映画を観た名画座でのお気に入りの席が、前から3列目め右寄りだったので、先鋭的な画面の映画は苦手だったのです。
この映画、前の方で観ると、たぶん、ラリっちゃうような感じです。
ですので(というか)、アメリカ西部の砂漠の異邦人、ババリア女の太っちょジャスミンおばさんが、カフェの面々と掃除とマジックを通して仲良く楽しくなっていくあたりは、まるっきり忘れていました。
この映画をスキになるひとが多いのも、今回観て判りました。
なお、再鑑賞したのは「完全版」と銘打った版で、初公開時よりも15分も長い版です。
どこが切られていたのかしらん?
それにタイトルが「OUT OF ROSENHEIM」となっていました。
ありゃ、「バグダッド・カフェ」ではないとは、ビックリ。
評価は★4つです。
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2010年映画鑑賞記録
新作:2010年度作品
外国映画38本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 9本)
日本映画14本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 1本)
旧作:2010年以前の作品
外国映画74本(うちDVD、Webなどスクリーン以外73本)←カウントアップ
日本映画22本(うちDVD、Webなどスクリーン以外20本)
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