『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』:ストーリーはそこそこだが、演出が・・・ @ロードショウ・シネコン

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東野圭吾のミステリー小説「加賀恭一郎」シリーズ、残念ながら未読。
テレビのドラマシリーズ『新参者』も未見。
なので、ビギナーなりゃんひさの感想です。

舞台は、東京日本橋。
日本橋の麒麟像の下で中年男が腹を刺されて倒れていた。
手にした白い折鶴が風に飛ばされ、そこからヒューマンミステリーが始まる・・・

東京のど真ん中、日本橋界隈でロケ。
下町の風情も画面から感じました。
キーとなる日本橋七福神も一昨年のお正月に七福神巡りをしました。

映画の進行とともに、殺された中年男を巡って、切なく哀しい事情が明らかになっていきます。

テレビのドラマシリーズ『相棒』の脚本家・櫻井武晴が手馴れた関係者の事情を綴っていきます。

ですが・・・

ミステリーとしての面白さとしては、どうなのかなぁ? と首を捻りたくなりました。
すなわち、謎解き役とともに謎を解いていく、というミステリー映画としての面白さに乏しいのです。

これは多分に回想シーンの多用にあります。
加賀恭一郎が気づく以前に、観客であるわたしたちが、回想シーンで関係者の事情を知ってしまう。
そのため、面白さが半減してしまっています。

もうひとつは、演出が平板。
10分おきに、切ないような、哀しいような音楽が鳴り響きます。
「はい、このエピソードは一旦ここまで」といわんばかりの演出で、CM前に小クライマックスをもってくるテレビドラマの演出方法だからです。
さらに、謎が解決されてからも長くて、ちょっと閉口。

期待が大きかっただけに、残念。
評価としては★3つです。

 

 

 

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2012年映画鑑賞記録

 新作:2012年度作品
  外国映画 0本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 0本)
  日本映画 2本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 0本)←カウントアップ

 旧作:2012年以前の作品
  外国映画 5本(うち劇場 0本)
  日本映画 2本(うち劇場 2本)
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この記事へのコメント

mizu223
2012年02月20日 10:19
どうもmizu223です。「麒麟の翼」観させていただきました。私も原作、ドラマはまったくの未見です。おっしゃわれたとおり、ミステリーとしての面白さは、足りないところが多いでしょう。他のミステリーと比べて、謎がとけてゆく
過程に新鮮な驚きが欠如してるからでしょうか--プールで溺れる場面の回想や麒麟像などこだわってるところの説明等が多く、肝心の中年男と息子への人間的に共感できる説得力の欠如でしょうか--私的には同じ原作者の「容疑者Xの献身」のほうが思いこめました。三浦君ガッキー側の事情ととのウエイトの比率にもよるところがあったかと--
私も日本橋ではないですが七福神巡りに今年初めて行かさせていただきました。
原作者は橋や高架下にこだわってるのでしょうか--
加賀恭一郎 リターンをのぞみます。
私も★3つです。

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