”新参者”加賀恭一郎『眠りの森』:落とし処、納得できないなぁ・・・@TBSテレビ

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元日に引き続きドラマスペシャル。「キネマのマ」から「ドラマのマ」に改名せねば・・・
この「新参者」、テレビの連続シリーズは観ておらず、映画『麒麟の翼』、スペシャル版『赤い指』を観ただけです。
さて、今回の『眠りの森』は、恭一郎の父親が健在なので、先の作品よりも時系列的には昔の物語。

舞台はバレエ団。
そこでひとりの青年が死んだ。
強盗に入った青年が、女性団員ともみ合い、正当防衛または過剰防衛で撲殺されたものと目された。
が、警視庁捜査一課の加賀恭一郎が、所轄の太田刑事と調べていくうち、そこには哀しい事情があった・・・

謳い文句は「これほど美しい悲劇が、あっただろうか」。

うーむ、どういえばいいのかなぁ。
事件の解決として、哀しい悲劇としているが、正義の側面から観ると納得できない、です。

前日の『相棒』杉下右京がこの事件を担当したなら、必ずや言うのは必定です。
「ひとの命を奪ってまで作らなければならない芸術なんて、どこにもありません!」

特に、強盗に入ったと目され殺された青年、結果として、彼の死は無駄死にのように思えてなりません。
その事件を隠蔽・糊塗する関係者たちは、身勝手・自己都合なのです。
なぜなら、殺された青年は、「他人のため」に行動していたのですから。

この正邪が逆転した構図では、犯人たちに共感(または理解・納得)できません。
『麒麟の翼』、『赤い指』では、少なからず、共感・理解できたのですが・・・

脚本が『相棒』の名手・櫻井武晴だけに、かなりがっくりきました。



 

 

この記事へのコメント

かばくん
2014年01月11日 03:35
これは原作がうまくないのであって、脚本家を責めるのはどうかと思うぞよ。それにしても、りゃんひささんは「相棒」の観過ぎじゃな。

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