『貪欲の帝国』:韓国サムスン社半導体工場で多発している健康被害 @レイバー映画祭

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労働者のための(一致団結しようね、という趣旨)レイバー映画祭でドキュメンタリー映画の新作が上映されるということで、朝から続けて鑑賞しました。
3作目は『貪欲の帝国 The Empire of Shame』。
韓国サムスン電子の半導体工場で多発している健康被害。
会社側は労災であることを認めず、被害者たちに和解金(見舞金)で解決しようとしている。
これを労災として会社側に認めさせようと、訴訟に踏み切ったひとびとを追ったドキュメンタリーです。
これが日本初公開。

映画の内容は先に示したとおり。

映画は、被害者たち・遺族たちの証言、被害者たちの闘病の様子(取材中、ひとりは亡くなってしまう)及び手記などで構成されています。
まぁ、なかなか裁判に合意すらしなかった会社側についてはほとんど写されません。
そして、劇伴音楽もなく、説明的なナレーションもないので、非常に取っ付きが悪いです。
(というか、さすがに長編3本目なので、途中疲れてが出てウトウトと・・・)

しかし、半導体工場というのは有害物質を多数扱っているんですねぇ。
はじめて知りました。
いやぁ、恐ろしい。

会場で隣り合わせたひとが「労働者を搾取することがグローバリズムなんだよなぁ」と言っていました。

19世紀の国家による帝国主義は終わったけれど、21世紀は経済グローバリズムという名のもとの「貪欲の帝国主義」の時代なんでしょう。

評価は(ウトウトしてしまったもので)★3つとしておきます。

<追記>
この映画にも登場するファン・ユミ(映画撮影前に死亡)、ファン・サンギ(彼女の父親)を題材にした劇映画『もう一つの約束』が2014年2月に韓国でロードショウされました。
11月には日本でも特別上映があるようです。
これも機会があれば観てみたいと思いました。

『もう一つの約束』韓国ポスター
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2014年映画鑑賞記録

新作:2014年度作品:53本
 外国映画33本(うちDVDなど 8本)
 日本映画20本(うちDVDなど 0本)←カウントアップ

旧作:2014年以前の作品:104本
 外国映画80本(うち劇場 3本)
 日本映画24本(うち劇場 4本)
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