『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』: ボーンヘッドの連続 @ロードショウ・シネコン
劇場鑑賞のスパイ映画2本目は現在ロードショウ中の『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』。
さて、映画。
米国スパイ機関IMFのイーサン・ハント(トム・クルーズ)。
今回の任務は、3個のプルトニウム・カプセルを取り戻すこと。
ベルリンでの取引に臨むが、任務は失敗し・・・
というところから始まる物語で、とにかく前半、イーサン側の失策が目立ち、ちょっと確認すれば危機に陥らないのに・・・と思ってしまい、あまり愉しめない。
ラークと呼ばれるテロ組織の大物が、実は内部にいるのではないか・・・という疑惑が出、その正体が明らかになってから少々面白くなってくるのけれど、それはアクションの連続によるもので、ここでもラークを追跡するシーンなど、ラークとイーサンの仕込まれた発信器を追尾しているベンジー(サイモン・ペッグ)が、「おー、3Dでなく、2Dで見ていた!」とかのボーンヘッドなど失笑もの。
これって、2Dで観るな、3Dの高い料金を払って観ろよ!という製作者側のブラックジョークなのか?
終盤のタイムリミット・サスペンスも、アクションの連続、カットバック演出にかかわらず、間延びしてしまっている。
トム・クルーズは、今回も身体を張っているが、シリーズ中、もっともツマラナかったです。
評価は★★★(3つ)としておきます。
------------------
2018年映画鑑賞記録
新作:2018年度作品:54本
外国映画45本(うちDVDなど 1本)←カウントアップ
日本映画 9本(うちDVDなど 0本)
旧作:2018年以前の作品:55本
外国映画48本(うち劇場鑑賞 9本)
日本映画 7本(うち劇場鑑賞 1本)
------------------
この記事へのコメント
日本語タイトル訳は『不可能指令:落ちたら痛い!』。
トム・クルーズ、さぞかし痛かったでしょうね。