『インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者』 :かの名作も思い出す衝撃度200%の面白さ @DVD
ことし1月「未体験ゾーンの映画たち2020」で上映されたイタリア製サスペンス・ミステリー映画『インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者』、DVDで鑑賞しました。
DVDジャケットの謳い文句は「すべてが覆るラスト! 衝撃度200%!!」
ほんとかしらん?とは思いつつも・・・
さて、映画。
殺人容疑の疑いをかけられた実業家のアドリアーノ(リッカルド・スカマルチョ)。
鍵が帰られたホテルの一室で、死体と狂気と共に発見された彼は、いまや絶対絶のピンチ。
保釈されて軟禁状態にある彼を訪ねてきたのは敏腕弁護士ヴァージニア(マリア・パイアート)。
白髪の彼女の異名は「これまで敗訴したことのない女」。
アドリアーノの顧問弁護士が送り込んできたものだ。
ヴァージニアが言うには、「警察は別件での再逮捕を企図している。その刻限までの時間は3時間。あなたを無罪にするためには、すべての事実を私に話さなければならない」。
アドリアーノが話した事柄は、ホテルの死体は彼の愛人、何者かが部屋に潜んでいて、自分を殴りつけ昏倒させた間に逃げた・・・
だが、ヴァージニア弁護士は、ふたりは愛人関係にもあっただろうが、ふたりに絡む交通事故があるはずだ、と指摘する。
その交通事故と、今回の殺人事件のとの関係は・・・
といった物語で、アドリアーノが語る事件、ヴァージニアが調査した事柄と推理、それら絡み合って事件の糸が少しずつほぐれていく・・・ようにみえるが、謳い文句にあるとおり、「衝撃的な事件の真相」が終盤明らかになります。
出だしは、「なぁんだ、テレビの2時間サスペンスみたいなハナシだなぁ」なんて思っていたのだけれど、とにかく、物語の展開が面白い。
観ているこちらも推理をし始める・・・
が、中盤、ちょっとしたことがきっかけで、「これは!」と気が付きました。
ビリー・ワイルダー監督の傑作ミステリーのパターンではありますまいか。
さらに、アドリアーノが軟禁状態にあるホテルの向かい側から覗く人物の姿もあり・・・
おぉ、これは! ヒッチコックのあの映画のパターンか!
とか、むかしの名作を思い出すことしきり。
名作を思い出したからといって、パクリとかいうわけではなく、オリジナリティあふれる快作!
と思ったら、スペイン映画『インビジブル・ゲスト 悪魔の証明』のリメイクだったとは!
「すべてが覆るラスト! 衝撃度200%!!」の謳い文句は、ここにも当てはまったのね。
評価は★★★★(4つ)としておきます。
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2020年映画鑑賞記録
新作:2020年度作品: 25本
外国映画17本(うちDVDなど 1本)←カウントアップ
日本映画 8本(うちDVDなど 0本)
旧作:2020年以前の作品: 19本
外国映画11本(うち劇場鑑賞 2本)
日本映画 8本(うち劇場鑑賞 0本)
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この記事へのコメント
ホラーっぽいけど、サスペンスだったら見てみたい!面白そうです。
ホラーではありません。サスペンス&ミステリーです。劇場公開は終わっているはずなのでDVDで是非。