『ルース・エドガー』:現在の米国を鋭く描いているが、少々まだるっこしい @DVD

ルース・エドガー.jpg

春先のコロナ禍が落ち着き始めたことし6月公開の『ルース・エドガー 』、DVDで鑑賞しました。
当時、いつ公開されたの? って感じで、気づくと終了間際だったような・・・
って先の記事でも書きましたね。
さて、映画。

米国バージニア州の街アーリントン。
17歳の高校生ルース・エドガー(ケルヴィン・ハリソン・Jr.)は文武両道の優等生。
だが彼は、戦火のアフリカの国で生まれ、現在の良心に養子として引き取られた経緯がある。
そんな彼が提出した歴史の課題レポートから、女性教師ウィルソン(オクタヴィア・スペンサー)が「暴力辞さず」の思想を読み取ったうえ、ルースが危険行為に手を出そうとしてるのではないかと訝しんだことで事態は急変する・・・

といった内容で、いわゆる米国的聖人とはなんぞや、みたいなことを問う映画。

だれもが、聖人的な人物に憧憬を抱くだろうが、それすら偏見であろうことはこの映画の指摘しているところのとおりで、そのようなバイアスと、それとは真逆なバイアスから事態は混乱する・・・
そういう意味では、現在の米国を描いた映画で価値はあるが、演出がまだるっこしく、ちょっと辟易するところが無きにしも非ず。
役者さんたちは渾身の演技だろうけれど、それがまだるっこしさとなっているあたりが、もどかしい。

評価は★★★☆(3半)としておきます。

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2020年映画鑑賞記録

新作:2020年度作品: 90本
 外国映画66本(うちDVDなど26本)←カウントアップ
 日本映画24本(うちDVDなど 5本)

旧作:2020年以前の作品: 92本
 外国映画62本(うち劇場鑑賞10本)
 日本映画30本(うち劇場鑑賞 5本)
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2020年12月14日 16:03
う~ん、この作品評価が難しいですね。狙いはわかるのですが、何かスッキリと描けていませんね。各人の心情はよく理解できるのに心にひびかないというか・・・。
今の米国の混迷を表しているみたいです。
りゃんひさ
2020年12月14日 17:04
>ぷ~太郎さん

この作品評価が難しい!だけは、たしかですね。
2021年01月10日 22:25
こんばんは。
確かに。これは評価が難しい作品だったと思います。
ただ、母親目線で見ると、ルース・エドガーを息子に持つのはすごく誇らしくかつ苦しいことかと…
りゃんひさ
2021年01月10日 23:28
>ここなつさん

すごく誇らしくかつ苦しい息子・・・なるほどのお言葉です。

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