『地獄の女囚コマンド』:ツボを押さえて、飽きずに楽しめるB級映画 @DVD

地獄の女囚コマンド.jpg

1990年製作のアメリカ映画『地獄の女囚コマンド』、コンビニ売り廉価版DVDで鑑賞しました。
コンビニ売りDVDはおおよそ劇場未公開と相場が決まっているようなものだけれど、これは劇場公開作品。
劇場公開されていたとは知らなかった・・・
さすがはヘラルド、侮れない。
さて、映画。

元コマンドーの傭兵フランク・ライアン(ブライアン・トンプソン)。
エルサルバドルで活躍した経歴に着目され、トーマスなる謎の男(ジョージ・ケネディ)に雇われた。
ミッションは、地中海の某国に捕らえられている「ブラザー」と呼ばれる革命家(ホセ・フェラー )を救出せよというもの。
お膳立てはトーマスが設えてあり、著名なファッションデザイナーを装って某国に堂々と潜入、ついてはモデルとなる女性兵士をリクルートせよ・・・

といったところからはじまる物語で、某国を治めている独裁者をオリヴァー・リードが演じています。

ファッションデザイナーとモデルを装って・・・というのは結構無茶な設定なんだけれども、60~80年代のB級アクション映画には無茶な設定が多かったので笑うほどではない。
『グラマー・エンジェル危機一発』や『ピカソ・トリガー』シリーズなどのアンディ・シダリス監督作品の亜流と思えば、まちがいない。

序盤は、ライアンによるリクルート。
女性兵士には各国の刑務所に無期懲役で収監されている女性を抜擢。

どうして、世界各地からリクルートしなきゃならないのか理由は不明だけれど、映画的に観光気分を味わせようという趣向。

その後は集められた6人の美女(風)女性兵士の戦闘訓練と、モデル訓練がカットバックで描かれ、小気味いい。
筋肉ムキムキのライアンもゲイのデザイナーを演じなきゃいけないので、とにかく訓練をする。
ははは、可笑しい。

さて、その後は、某国に到着。
ショウなどもやって、地元の反政府組織のメンバーとコンタクトを取り・・・という段取り。
この反政府組織のメンバーにも一捻りあり、悪くない。

終盤は救出作戦。
目新しいことはないけれど、風光明媚な島でのドンパチはCGなし。
ヘリコプターアクションもスタントのみで、現在では、かえって新鮮。

主役のブライアン・トンプソンに魅力がないのが難点だけれど、仲間の裏切りや黒幕の登場など、ツボは押さえてあるので、飽きずに楽しめるB級映画でした。

監督は『悪魔のサバイバル』のニコ・マストラキスと、『ウォーターワールド』の脚本家ピーター・レイダーが共同であたっています。

評価は★★☆(2つ半)としておきます。

↓劇場公開時のポスター画像
地獄の女囚コマンド劇場版ポスター.jpg

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:68本
 外国映画41本(うちDVDなど17本)
 日本映画27本(うちDVDなど10本)

旧作:2021年以前の作品:89本
 外国映画64本(うち劇場鑑賞 4本)←カウントアップ
 日本映画25本(うち劇場鑑賞 5本)
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