『犬部!』:一本気で直情的な主人公がどうも・・・ @DVD

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昨年7月公開の日本映画『犬部!』、DVDで鑑賞しました。
前置きなしで、さて、映画。

青森県十和田の獣医学部。
学生の花井颯太(林遣都)は、解剖で生きた犬を使うことに反対、学長と対立するが、彼の熱意に折れ、他の臨床でのレポート提出での単位取得を認めた。
花井の信条は「一匹の犬も殺さない」。
これに賛同した同級生同級生・柴崎(中川大志)とともに「犬部」を立ち上げた・・・

といったところからはじまる物語で、その後、「犬部」の活躍が描かれるのかと思いきや、映画の中心は、獣医学部卒業後の話。

花井は開業医となり、柴崎は犬管理センターの職員となる。
犬管理センターは殺処分も行うセンターで、花井の信条からするれば、どうしてそんなところに・・・となるのは当然。
だが、柴崎は、個人で出来ることはたかが知れている、組織の中から変革を起こす、という。

ということで、個人的には、柴崎の考えに賛同でき、かつ、センシティブな立場であるので、彼中心の物語のほうが映画としての面白さが出たと思う。
が、主人公は花井。
彼の一本気で直情的なキャラクターが、どうにも好きになれず、共感できるところまでは達しなかった。

監督は、ベテランの職人監督・篠原哲雄なので、それなりに面白くみせるのだけれども。

同じような題材だと、小林聡美主演のドキュメンタリーとドラマが混在した『犬に名前をつける日』の方が興味深かったです。

評価は★★☆(2つ半)としておきます。

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2022年映画鑑賞記録

新作:2022年度作品: 3本
 外国映画 2本(うちDVDなど 0本)
 日本映画 1本(うちDVDなど 0本)

旧作:2022年以前の作品: 9本
 外国映画 7本(うち劇場鑑賞 0本)
 日本映画 3本(うち劇場鑑賞 0本)←カウントアップ
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2022年03月11日 15:29
まあね、私も感想はほぼ同様でした。でもね、花井のゆな一本義で直情型の人間も必要なんですよ。観終わって久々に「犬に名前を付つける日」のことを思い出しました。あの作品はよかったです。
りゃんひさ
2022年03月11日 22:56
>ぷ~太郎さん

まぁ、一本義で直情型の人間も必要でしょうが、お近づきになりたくないなぁ。
「犬に名前を付つける日」はよかったですね。

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