『ブータン 山の教室』:素朴な人柄の登場人物と美しい大自然 @DVD

ブータン山の教室.jpg

昨年4月公開のブータン映画『ブータン 山の教室』、DVDで鑑賞しました。
ブータン映画というのは観たことがなく、これが初鑑賞になると思うのですが。
ブータンの人々の顔つきは日本人に近く(というか、そっくりで)、『鴨とアヒルのコインロッカー』では、それがトリックに使われていましたね。
さて、映画。

ブータンの都会に暮らす若い教師ウゲン(シェラップ・ドルジ)。
勤務態度が良くなく、教員をやめるか、辺境の学校で教えるかの二者択一を迫られた。
後者をとったウゲンだったが、赴任先は、辺境も辺境。
標高は4800m、いまだ電気も通わず、いまいる都会から片道7日かかる、それも大半が山道での徒歩。
赴任して早々、途方に暮れてしまうウゲンだったが、そのうち、少ない村民や生徒たちと心を通わせていくようになり、任期期限の冬が到来する・・・

という物語。

辺境の土地に赴任する教師の話といえば、最近では『北の果ての小さな村で』がありました。
こちらはデンマークからグリーンランドに赴任する教師でした。

この手の映画での魅力は、素朴な人柄の登場人物と美しい大自然。

で、この映画でも、その両方が満足できます。

とはいえ、素朴あるがゆえか、村長は、ブータンは世界でももっとも幸せな国と言われているが、この暮らしが幸せなのだろうか、とウゲンに言い、そこいらあたりにブータンの置かれた状況を示していると思いました。

ただ映画全体でいうと、赴任までの行程に映画の半分ほどを費やしているので、村に到着してからの物語が短いのが残念。

それにしても、標高は4800m、空気は薄いだろうし、気温は低いだろう。
あんな薄着(にみえる)で大丈夫なのかしらん、と心配になりました。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2022年映画鑑賞記録

新作:2022年度作品: 4本
 外国映画 2本(うちDVDなど 0本)
 日本映画 2本(うちDVDなど 0本)

旧作:2022年以前の作品:21本
 外国映画18本(うち劇場鑑賞 4本)←カウントアップ
 日本映画 3本(うち劇場鑑賞 0本)
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2022年03月11日 15:44
ブータンの田舎ってすごい所ですね。私も村での生活の描写をもっと描いてほしかったです。「北の果ての」は結構好きな作品でして、そこではずっとグリーンランドに赴任しているんですよね。この作品でも主人公はまたあの学校に戻るのかなとも思いましたが、無理かな・・・。
りゃんひさ
2022年03月11日 22:43
>ぷ~太郎さん

あ、そうなんです。この映画に対する個人的評価が上がらないのは、主人公、村に想いを馳せてもそれで終わりだよね、ってところです。
なんだか「いい思い出・・・」って、ちょっと主人公の無責任さも感じてしまうのです。

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