『テーラー 人生の仕立て屋』:ドレスづくりは、スーツの仕立てより下じゃぁないよ @DVD

テーラー人生の仕立て屋.jpg

昨年9月公開のギリシャ・ドイツ・ベルギー合作映画『テーラー 人生の仕立て屋』、DVDで鑑賞しました。
ここのところDVD鑑賞作品のレビューが遅くなっていて、この映画を観たのも、もう2週間も前。
なので、ちょっと内容は忘れ加減。

アテネで、老齢の父親とともに高級スーツ専門の仕立て屋を営むニコス(ディミトリス・イメロス)。
不況で仕立てたスーツも値切られ、資金繰りは悪化。
ついに銀行から店の差し押さえ通知が届いてしまう。
仕方なしにリヤカーで行商を始めるが、スーツなど売れるはずもなく。
が、あるとき、「ウェディングドレスは作らないのか?」と母娘から尋ねられ、二つ返事で引き受けたところ、そのドレスが評判を呼ぶ。
慣れないドレスづくりの協力者オルガ(タミラ・クリエヴァ)も現れ・・・

といった物語で、無口な中年男性のニコスの人生がちょっとだけ良くなる話を、それほど派手ではなく、かといって地味でもなく描いた映画。

米国映画だと、ニコスとオルガが結ばれてハッピーエンドとなるのだろうけれど、そういう展開にはならないあたりが大人の常識的で、好感が持てます。

印象に残っているのは、ドレスづくりを始めたニコスに対して、父親が言う「仕立て屋のくせに、ドレスなんぞ縫って、お針子に成り下がったのか」の台詞。
ドレスづくりはスーツの仕立てよりも一段下の仕事とみられていて、どこの世界にも男尊女卑意識がは根強く残っているのですね。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2022年映画鑑賞記録

新作:2022年度作品:13本
 外国映画 7本(うちDVDなど 1本)
 日本映画 6本(うちDVDなど 0本)

旧作:2022年以前の作品:34本
 外国映画27本(うち劇場鑑賞 6本)←カウントアップ
 日本映画 7本(うち劇場鑑賞 1本)
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